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vol.9「描いた想いを行動に移していく」 綿谷みずき

「女優」。 このワードから皆さんはどんな女性をイメージしますか?美しく気品があり 手の届かない存在 をイメージする方も多いのでは? しかし、これを読んでいるmug世代のみなさんの中には「女優」という職業に憧れを抱いている方もいるかも知れません。
今回は、26歳(取材時 令和1年)ながらここ岡山の地で劇団「岡山劇団SKAT!!」を一から立ち上げ、 劇団長として並々ならぬ努力と持ち前の包容力で約40名もの団員の統括を行い、自らも看板女優として積極的に舞台やメディアの表舞台に立つなど、力強い眼差しを未来に向け着実に歩を進めている綿谷みずき(わたや みずき)さんにお話を伺いました。

 

いつから芸能活動を始めましたか?

地元の広島で中学2年生から芸能活動を始めました。当時、知り合いの方がプロダクションを経営されていて、CMに出てみないか?と声をかけられて出演した事がきっかけになりました。そこから演じる事に興味を持ち、企業のプロモーションビデオなどにも出演していましたね。初舞台は高校1年生の文化祭でした。その時の記憶は無我夢中で演じていたので正直あまり覚えてないのですが、終わってしまったという虚無感はありました。先輩は引退で、もう同じメンバーですることがないと分かっていたのでちょっと寂しかったですね。岡山には成人した頃に、色々なご縁が積み重なり移住して来ました。

 

広島から岡山に移住し、知り合いも少ない中で劇団を立ち上げようと思ったキッカケを教えてください

岡山に移住してからは舞台から離れてリポーターの仕事などをしていました。ただ、やっぱり演じる事がすごく好きなので劇団に入ろうと思い探していたのですが、当時は車を持っていなかったので近隣に劇団がなく、それなら作っちゃえ!と思い設立しました。私は歌やダンスの他に、アクションシーンやファンタジーもあるような舞台が好きなのですが、例えば俳優の古田新太さんが所属されている 劇団☆新感線 のようなエンタメ要素の強い舞台への憧れもありました。劇団員は当初3人だったのですが、HPを見て入団して下さったり、 実際に舞台を観に来てくれた方が入りたい! と言ってくれたりして、ありがたいことに今では小学2年生~アラフォーまで、約40名の大家族になりました!(笑)

 

劇団の事や、普段されている演劇以外のお仕事について教えて下さい

劇団でのお芝居の稽古は週4回、公演期間中は週6回に増えます。稽古場の確保や、舞台衣装を一から製作するなど演者以外の仕事も多くあります。最近は子役の演技指導をする中で、成長を目の当たりにして感動する事も多くなりました。SKAT!!所属の団員に来た仕事のオファーの整理や、マネジメント関係も私がしています。

 


「小屋やさん」CM・HP出演
 

劇団での活動に加え、メディアにも多数出演されるなど積極的に芸能活動をされる中で感じた楽しい事、 逆に苦しかった思い出を教えてください

どの仕事も楽しいのでどれか1つと言われると悩むけれど、やっぱり舞台ですね。お客様との一体感と、反応を生で感じられるというのは舞台ならではなんですよ。演じるという事もその瞬間は自分ではない他の人の人生を歩めるという点が本当に面白いんです。 撮影では、普段なかなか行けない場所に行き撮影できるのも楽しいですね!この間は瀬戸大橋の上でPVの撮影をしたのですが、 普通では見られない場所や行けない施設などに取材や撮影でお邪魔する事で、ここで働いている方々の人生も味わえるような気分になるんです。 舞台、映像どちらの仕事も違った緊張感があって、 舞台では大勢のお客様が客席で待っている中で、 幕が上がる直前 「 今から舞台が、 物語が始まる!」 っていう超楽しい緊張が来るんです。台詞と身体の動きを計算しながら進めるのですが、共演者がアドリブを置いて来た時にどんな返しをしようかっていう ワクワクの楽しさ の方が強くて、あまり緊張しないですね(笑)。どんなお仕事も新鮮で、いつも楽しくさせていただいています。反対に苦しい事は…ほとんどないですね。 好きな事を仕事に出来ているので、今のところ苦しい思いをしたという事がなくて…でも 、公演前に時間に追われる事はよくあります。必死で衣装を完成させたり、セリフを覚えたりという面では時々しんどいなぁ、と思う事がありますね!でも、 日常生活の中で起こる出来事を経験として演劇にリンクさせて考えてしまう事が癖になっているので、どんなに切羽詰まった状況でも楽しんじゃってる自分がいますね(笑)

 

 

お仕事が多忙を極める中で、プライベートはどのような時間を過ごしていますか

劇団を立ち上げた当初は劇団に関わることは何でもかんでも手を出していたのですが、体力と時間の確保の為にもある程度の事は団員に任せるようにしたんです。そうするとみんな協力体制になってくれて、自発的にお手伝いをしてくれるようになりました。私は現在1歳3ヵ月の息子の子育て中なのですが、子役の子がミルクをあげてくれるなど、 周囲の方の力をお借りしながら仕事と子育てを両立できている事が本当に嬉しいです。家族との時間も大切なので息子と公園へ散歩に行ったり、お休みの日には予定を立ててどこかに出かけ、家族写真を撮ってみたりしながら岡山ののどかな空気の中でプライベートな時間を過ごしています。

 

出産後も美しさを保っていますが、スタイル維持の秘訣を教えてください

食べる事が好きで、とにかく赤身のお肉を沢山食べますね。いつもお肉に癒されています!それと今はタピオカにハマっていて『タピ活』もしています。タピオカが好きすぎて自宅でも作れるタピオカを買っちゃったんですよ(笑)。 一日一杯タピオカジュースを飲みながら事務作業をするなど至福の時を過ごしています!反対に運動面では普段、 劇団の稽古で基礎トレーニングとして筋トレを行っています。舞台ではアクションシーンもあるので、ウチの劇団の基礎トレーニングは結構ハードで身体を酷使する時間が多くあるんですよね。そこでカロリーを消費してしまうみたいで、特に食事制限やダイエットはせず大好きなお酒や食事を摂っています。ストレスを溜めないという事が美容には一番良いんじゃないかな?って思います。

 

 

綿谷さんの活動について、 今後の展望を教えてください

今はとても優秀な子役たちが所属しているので、演技指導や成長していく姿を見ることが楽しみですね!私は世話好きなので何でもお世話しちゃうんです。アラフォー世代の俳優さんでも「かわいいなぁ~」って感じてしまったり(笑)。 なので、今は愛すべき劇団のみんなとずっとお芝居をしていけるような拠点(小屋)が欲しいと思っています。劇団での公演についても頻度をもう少し増やし、集客規模も少しずつでも拡大していけるといいなと思っています。岡山にお住まいのみなさんと演劇を鑑賞する文化も作っていきたいですし、演劇で岡山を盛り上げていけると嬉しいですね。このお仕事には定年がないので、おじいちゃんおばあちゃんになっても自分の限界が来るまで頑張りたいと思っています!

ありがとうございました
最後にmugの読者へメッセージをお願いします

私は猪突猛進で、思いついた事は何でもやってみたくなるタイプです。 周囲と自分自身に有益になる事なら失敗のリスクがあっても思い切ってやってしまいます。 やりたい事があっても我慢してやらなかった時の後悔よりも、 思い切ってやってみて後悔する方が良いと思っています。 何か始めたくても何がしたいかよく分からない方も、 自分を変えたくて悩んでいる方も「岡山劇団SKAT!!」の門を叩いてお稽古に参加してみてはいかがですか? 演劇を知る事であなたの世界観が変わるかも知れません! ぜひ、お待ちしています!

岡山劇団SKAT!! HP https://okayamaskat.wixsite.com/skat

 

【フリーマガジンmug vol.9掲載】

 

女優 綿谷みずき

「岡山劇団SKAT!!」を2015年11月に設立以後、 団長として劇団運営の傍ら舞台出演をはじめ、 テレビ・CM・映画・モデル・現在は子育てをしながら様々な分野にて活動中。 岡山美少女・美人コンテスト2ndにおいて美人グランプリ&大東建託賞をW受賞するなどの功績を残している

               
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